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おめでとう!ありがとう! [vancouver 2010]



バンクーバーオリンピック。競技種目の中で、私がいちばん楽しみにしていたフィギュアスケート男子シングルが終わってしまいました。
フリーの日は休みを取ってNHKのBS1の生中継で観戦。
出場選手それぞれの演技に一喜一憂、様々なことを思いながら拍手をしたり心臓が止まりそうになったり涙が溢れたり。
すべての選手の演技が終わり、表彰式とウィニングランを見届けてテレビを消してから、なんだか頭がぼーっとして夢の中にいるような感覚でした。緊張感から解放されたからなのかな。テレビの前で観ていただけだっていうのに。

一夜明けて、朝の情報番組に揃って出演した高橋君と織田君と小塚君の笑顔を見て、3人の日本代表のことを改めて誇らしく思いました。

第3グループの第1滑走だった小塚君。佐藤コーチのアドバイスを聞いている小塚君の背中を見た時点で、早くも感極まってしまいました。見事に4Tを決めましたね。最初から最後まですべての動きに心を込めて丁寧に滑っていて、勢いもあって。8位入賞、素晴らしい演技をありがとう!
最終グループ第1滑走のエヴァン君がミスのない演技で観客を沸かせた後、緊張しているのがテレビ画面越しにも伝わってくる表情で演技を始めた織田君。それでも、最初の3Aがオーバーターンしてしまった以外はミスなくがんばっていました。あぁ、それなのに!!なぜあそこで!!
靴紐が切れるというアクシデントが起こるなんて…演技を中断したときはどこか怪我をしたのかと血の気が引いたけれど、紐を縛りなおしてリンクに戻る織田君への会場のお客さんたちの拍手と歓声が温かくて感激。
最後まで気丈に演技をやり通した織田君でしたが、インタビューで一生懸命に泣くのを堪えようとしているのに涙が溢れ、言葉を詰まらせて…私のほうが我慢できずに大泣きしてしまいました。
アクシデントは残念だったけれど、怪我につながらなくてほんとうに良かった。
最終グループは織田君以外は全員がオリンピック出場経験者であり世界選手権やオリンピックのメダリストたちという中で滑り切り、7位入賞いうのは立派だと思います。感動をありがとう!
高橋君、銅メダル獲得ほんとうにおめでとうございます!フリーの"La Strada"、高橋君のスケート人生とそれを支え続けている人たちへのありったけの想いが伝わってくるような演技。何が何でもこのプログラムを滑り切ってやるという気迫を感じるのに、笑顔は楽しくてしかたない!っていう感じですごく輝いていて。SlStCiStでは手拍子しながら涙が止まらなかったです。素敵な4分30秒が心に刻まれました。ありがとう!

エヴァン君、金メダルおめでとうございます。プルシェンコさんにとって銀メダルは不本意でしたよね。私も正直なところ、復帰したからには金メダルを獲って欲しかったです。“フィギュアスケートの未来のため”にではなく、オリンピックに出場できる可能性がありながら果たせなかったロシアの若い選手たちのために。でも、プルシェンコさんの闘志と雄姿は素晴らしかったと心から思います。
ほかの選手の中では、ウィアーさん、アボット君、ボロデュリン君、フェルナンデス君の演技に魅せられました。
ジュベールさんの勇敢さにも、テン君やブレジナ君の健闘にも。
そして、SPもフリーも4回転を降りてパーフェクトな演技だったシュルタイス君には、テレビの前でスタンディングオベーションでした!すごく良かった!「これは彼にしかできない演技ですね」by 本田君。

オリンピック。最高に素晴らしくて、恐ろしく残酷でもある。というのを、ひしひしと感じました。
選手のみなさん、おつかれさまでした。
これからの人生にも、たくさんの幸せが訪れますように。

◆Official Results
http://www.vancouver2010.com/olympic-figure-skating/schedule-and-results/men-free-skating_fsm010101eh.html
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